❖介護保険でできる室内手すりの施工事例
湿気の多い日本の気候風土と床座文化により、日本の住宅は段差が多い造りとなっています。そのため玄関の上がり框では高齢者による転倒事故が多い場所の1つとなっています。
利用頻度の多い玄関は、手すりを取り付ける再優先の場所と言えるでしょう。壁や柱に取り付けるほか、玄関台に取り付けるタイプなど住宅によって取付方法も様々です。
ここに掲載した施工事例はほんの一部です。利用者様の身体能力や日常の動作によって、適切なプランを提案させていただきます。お気軽にご相談ください。
<玄関 L型手すり>
【Before】日常的にふらつきがあり、靴を履いたり脱いだりする際に身体が安定しないため靴を履くのに一苦労でした。
【After】手すりを設置することにより、身体が安定して楽に靴の着脱ができるようになりました。
<玄関 I型手すり>
【Before】靴を履く際に、前のめりになり玄関の上がり框から転落してしまいました。幸い、大した怪我はなかったのですが、安全のために手すりを設置することになりました。
【After】上がり框が高く、安定して昇降することができるよう、利用者様の希望により手すりを斜めに設置しました。
<玄関 I型手すり+L型手すり>
【Before】もともと足が不自由だったうえ、脳梗塞となり、玄関での動作が不安定でした。
【After】脳梗塞により、左半身に麻痺が残ったため、上がる時と降りる時用に両側に手すりを設置しました。
<トイレ L型手すり−事例1>
【Before】トイレ内に手すりがなく、立ち座りの際に腰に負担がかかっていました。
【After】手すりを設置することにより、楽に立ち座りができるようになったと喜んでおられました。
<トイレ L型手すり−事例2>
【Before】トイレ内に手すりがなく、壁を伝ってトイレに入っていました。
【After】入口からトイレ内に入る移動のための横手すりと、便器に座った際に使用するL型の手すりを設置しました。
L型手すりの縦の部分は立ち座りを容易にするための縦手すり、L型手すりの横の部分は座った時に身体を保持安定させるための横手すりです。
<トイレ L型手すり+補強板>
【Before】高齢になり足腰が弱くなってきましたが、トイレ内につかまるところがなく、困っていました。
【After】下地がなく、このままでは手すりを設置することができません。
このような場合、写真のように補強板を設置することにより、手すりを設置します。
<トイレ L型手すり+両側>
【Before】足の手術をしたばかりで、歩くのがやっとでした。
【After】便器までの距離が長く、移動が不安定だったので、トイレの入口から便器まで移動用の横手すりを設置し、足の負担を軽減するため両側に縦手すりを設置しました。
トイレに設置する手すりは縦手すりと横手すりのついたL型の手すりをおすすめしています。その役割について、縦の部分はトイレで腰かけた状態から立ち上がる時に縦の手すりがあると楽に立ち上がることができるよう、横手すり部分は座った状態での身体の保持のための手すりです。
取付位置の目安は、便器の先端から30㎝離れたところに縦の手すりがくるように設置すると身体を持ち上げやすく、また、横の手すりは座面から20㎝上にくるぐらいが身体が安定して丁度いいとされています。参考にしてくださいね♪
<階段 L型手すり>
【Before】現在の建築基準法では階段手すりは必須なのですが、旧建築基準法では階段手すりは必須ではありませんでした。そのため、階段での転倒事故は多く、骨折すると脊椎を損傷し、寝たきりになるケースも多々報告されています。
【After】階段手すりを設置する際、横に一本手すりをつけている場合がほとんどですが、階段は降りる際に危険を伴います。
そのため写真のように縦手すりを設置する方が、より安全に昇降することができます。
階段用の手すりは、本来であれば階段の両側に取り付けると安心なのですが、90㎝幅の階段ではなかなかそうはいきませんよね。では、片側に手すりをつけるとしたらどちらに付ければよいかご存知ですか?
階段は昇る時よりも降りる時の方が危険度が増しますよね。つまり、階段から降りる際に利き手側に手すりがくるように設置するのが正解です!取り付け位置は、軽く肘を曲げた高さが最も体を支えやすい位置とされています。参考にしてくださいね♪
<居室 踏み台+手すり>
【Before】ベランダに通じる掃き出し窓が4枚引きのケースで、左から2枚目の窓から出入りをしており、手すりをつけるための柱がありませんでした。
【After】段差解消を兼ねた手すり付き踏み台を設置することにより、安全にベランダに移動することができるようになりました。
<廊下−事例1>
【Before】木製の格子型手すりの一例です。
通常、手すり高は墜落防止のため、110㎝が義務づけられているのですが、こちらは70㎝と低く、貧血や立ちくらみなどが起こった際、階段へ落下する危険性がありました。
【After】格子型手すりの上部に、落下防止用の手すりを設置し、安全に移動ができるようになりました。
<廊下−事例2>
【Before】脳梗塞を患い、廊下を移動の際、身体が安定せずフラついていました。
【After】腰壁に横手すりを設置することにより、80㎝のちょうど良い高さになり、手すりを握ることで身体が安定し、移動が容易になったと喜んでいただけました。